技術者12 入社年度1999 システム開発

ヒップに入社した理由

前職で技術者としてのキャリアに不安を感じ、転職を考えました。ヒップでなら技術者としてキャリアを積めるのではないかと思い入社を決意しました。それに、ヒップでは「生涯技術者」、「心の福利厚生」という言葉を商標登録しているほど、技術者を大切にする文化が根付いていると感じたことも理由の一つです。

どのような製品の開発・設計に
携わってきたか教えてください。

入社してすぐ、コンパクトカメラとデジタルカメラのハイブリッド機種のソフトウェア設計開発をしました。主にデジタルカメラ部分の液晶表示とAF制御を担当しました。次に、単体ストロボおよび内蔵ストロボのソフトウェア開発も行いました。このときは量産ラインの立ち上げからメンテナンスにも関わりました。
その後、車載用ワンセグテレビのユーザーインターフェース・フレームワークとミドルウェアの設計開発といったソフトウェア開発に携わり、現在は、カーエレクトロニクス製品のソフトウェア設計開発として、新規モジュールの設計開発および設計評価を行っています。

もっとも記憶にあるお仕事は何ですか?

ワンセグテレビのソフトウェア開発です。最初の機種では自分が担当するアプリケーションを作成することで手がいっぱいでした。2機種目以降はアプリケーションを作成する以外にアプリケーションのフレームワークを作る必要があり、そのフレームワークを他の開発メンバーに教えるのが大変でした。
また、開発するOS変更に伴い、アプリケーションのフレームワークを考え直す必要があり、他のメンバーと変更箇所などを共有するのに非常に苦労したことを覚えています。
大変な仕事だった半面、いろいろな経験を積むことができた仕事でした。

ヒップに入社してよかった点は?

技術者と担当営業の距離が近く、アットホームなことですね。気軽に相談できる雰囲気があるので、安心できます。
前職より格段にコミュニケーションが取りやすくなりました。

技術者としての将来のビジョンを
教えてください。

最近、ものづくりや設計開発が海外に流出する傾向にありますが、日本に強みがある設計手法、検証手法を活かした仕事を続けていければと考えています。今は単純な設計コストだけでなく、品質も含めて設計コストと見なす時期にあると思います。その時に日本の従来の設計手法は海外のメーカーよりも強みになると思うんです。
それから、私の年齢的に新しい人に仕事を教えていく立場にありますが、目先の技術の話だけでなく仕事のやり方や心構えなどをうまく伝えていければと考えています。

その他思い出に残っているエピソードを教えてください。

年2回(春と秋)の社内イベントが日頃の運動不足を解消する場になっています。他の技術者との情報交換の場になっていて貴重な時間ですね。それに、家族も参加できるので、最近では我が家のイベントの1つになっています。

その他のシステム開発技術者