技術者06 入社年度2000 システム開発

ヒップに入社した理由

自分が就職活動していた頃、ヒップはまだ設立5年目と若い会社でした。入社面接で社長と長く話す機会があり、自分がやりたいことや会社のこれからについてなど就職するにあたり、自分が関心のあることを十分に話す事ができました。また、社長から仕事に対する熱意がとても感じられたので、この会社で働きたいと強く思いました。

どのような製品の開発・設計に
携わってきたか教えてください。

・気象情報放送システム
14年ほど前に開発、設計に携わりました。主に航行中の航空機に対し、音声により主要空港周辺の気象情報を提供することを目的としていました。
・ある大手企業の基幹システム
12年ほど前に開発、設計に携わりました。営業業務の基幹システムをweb化しました。
・光通信で使われている装置の制御、監視システム
10年ほど前に開発、設計に携わりました。光の通信網の要所に設置されている装置を制御または監視するシステムでした。
・ある大手通信キャリアの基地局の制御、監視システム
5年ほど前に、要件定義から開発、設計、運用・保守まで携わったシステムです。
・ビッグデータ可視化ツール
現在、設計、開発に携わっているツールのひとつです。ネットワークセキュリティのリスクを可視化するツールで多くの展示会で展示されました。

もっとも記憶にあるお仕事は何ですか?

・図面・文書管理システム
10年ほど前に、開発、設計、納品まで携わったシステムです。普段は派遣先での作業ということもあり、なかなか自分が作ったシステムを使っていただくお客様に会うことや生の声を聴くことがないのですが、この頃は、受託グループに配属され、お客様の工場に出向き、直接私が作ったシステムの説明、操作方法の説明を行いました。お客様からは、「これは、良いシステムだね。使いやすいよ。作ってくれてありがとう」と言っていただき、とても感動したことを覚えています。仕事のやりがいや達成感を味わえた瞬間でした。

ヒップに入社してよかった点は?

アウトソーシングという業種を生かし、いろいろな分野の仕事を通じて幅広い知識を身につけられたことです。
またヒップでは技術者同士のコミュニケーションも大事にしているので、機械設計や電気設計の分野で活躍している技術者と多くの技術交換ができたことが、仕事をする上で財産となっています。
所定労働時間7時間制を導入しているので、所定労働8時間の派遣先で仕事をした場合に、1時間分の残業手当が支給される点や、福利厚生も充実していて、「奥さんの誕生日に社長から花束が贈られる」ことには、嫁がとても喜んでいました。

技術者としての将来のビジョンを
教えてください。

私は、スペシャリストではなく、プロフェッショナルなエンジニアになりたいです。
いいエンジニアとは、トラブルを起こさないシステムを構築することよりも、トラブルが発生した際の対応がよいことだと聞いたことがあります。要するに決められたことを忠実に再現するのではなく、どんな局面にでも冷静に対応できる力、つまりプロフェッショナルには、この応用力が最も大切であると私は考えています。
もちろん、ネットワークや、アプリケーション、データベースといった各分野のスペシャリストを目指す道もあると思いますが、私は、これまで培ってきた経験や幅広い知識を使って応用力を発揮し、結果を出し続けられたらと思います。
そして、いつまでも人に頼られ、必要とされるエンジニアであり続けたいです。

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